2020年01月08日

NPO法人認証と茶の湯歳時記同好会10周年記念茶会のご案内

ご挨拶
春は千林に入り處々鴬の頃、花鳥風月に親しまれご機嫌よろしゅうございます。
さて、茶の湯歳時記同好会は国内外の永年の活動が認められ、
非営利法人(NPO)として認証されました。
桃花の月、認証記念と設立十周年の記念茶会を開催致します。
終日、浄土寺の文化財にふれ、尾道ゆかりの「荒木村重と尾道」の講演もございます。
茶の一服に茶の湯の歳時記を見出されまして御清遊される一日となれば
幸甚でございます。会員一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。 合掌
NPO法人 茶の湯歳時記同好会 理事長 檀上博厚


【名 称】 NPO法人認証と茶の湯歳時記同好会10周年記念茶会
【と き】 令和2年3月1日(日)
【ところ】 国宝の寺 浄土寺  電話0848-37-2361
【駐車場】 生涯学習センター(浄土寺上、旧筒湯小学校グランド)

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【主 催】 茶の湯歳時記同好会
【後 援】 尾道市 尾道市教育委員会 尾道商工会議所
【協 力】 国宝の寺 尾道 浄土寺
【会 費】 5,000円

◆茶券のお申込みはこちらから◆


茶会内容は以下のとおりです。すべてのお席に入席頂けます。

▼ お茶席
 方丈   濃茶席 表千家流       9:00-15:00
 梅の間  薄茶席 速水流  蒼の会   9:00-15:00

▼ 講演会 「荒木村重と尾道」
      講師 尾道文化財協会会長 森重彰文氏
      阿弥陀堂 11:30-12:10(講演会の間はお茶席はお休みします)

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荒木村重(1535-1586)

戦国時代の武将・茶人。
織田信長による将軍足利義昭討伐戦に参加して名を上げた。
茶の湯をよくし、荒木高麗茶碗、兵庫茶壷、遠浦帰帆図などの名物を所持し、
高山右近(利休七哲)や津田宗及(堺の豪商)ら堺州と交流した。
本願寺と通謀したことで信長に反旗を翻したが敗北した。
その後、毛利を頼り、備後尾道に流寓し庵を結んだ。
本能寺の変後、豊臣秀吉に召されて茶頭として参仕した。

茶書「天王寺屋会記」に尾道の豪商とともに茶会に出席した様子が
描かれている。村重が庵を結んだ場所は、今回の茶会会場となる
浄土寺の近くと伝えられ、名水の出る井戸が有名であった。

当日の講演会をどうぞお楽しみに!

▼ 点心席
 浄土寺研修道場  茶の湯歳時記同好会 10:30-

【会 費】5,000円
     ※上記全てにご入席頂けます。

◆茶券のお申込みはこちらから◆

茶の湯歳時記同好会
事務局/級z中屋 電話0848-46-0353




posted by etchuya at 14:27| 茶会・イベント情報

尾道港開港850年記念茶会 レビュー

令和元年十一月十七日(日)尾道浄土寺(小林暢善住職)に於いて、
尾道港開港八五〇年記念茶会が開催されました。

令和元年(2019)は、尾道が高野山の荘園、太田の荘(現世羅町)の
倉敷となって八五〇年の節目を迎えます。
平安時代の末仁安三年(1169)、後白河法皇が高野山に
寄進された荘園のお米の積出港となり以降尾道が港として発展して
ゆく事となりました。港の繁栄とともに尾道は発展し寺宮も
そのおかげで今日に至っています。尾道の長い歴史に触れ、その中心的な
存在であった浄土寺に県内外から多くのお客様がご参加下さいました。

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午前八時半から、尾道と浄土寺ゆかりの足利尊氏侯、定証上人、
道蓮道性夫妻、平山角左衛門公の法要と供茶式が執り行われました。
方丈上段の間の床には、足利尊氏侯肖像画と四柱の御位牌が安置されました。
書院には室町時代の文房具荘が再現されました。

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法要の後は、四流派によるお茶席が始まりました。
重文の阿弥陀堂では、表千家流の濃茶席です。福山より懸釜して下さいました。
阿弥陀如来像の安置された堂内での濃茶席は特別な雰囲気です。
表千家の中興の祖、七世如心斎好みの取り合わせをお客様は楽しまれました。

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梅の間は、裏千家の薄茶席です。
京都より市川寂心庵が懸釜下さいました。備後地方で風炉の灰景の講師を
されているご縁で担当下さいました。令和元年をテーマに、経験豊かな
お人柄と味わい深い話題にお客様方は魅了されていました。

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露滴庵(重文)は、速水流の濃茶席です。
岡山から懸釜されました。織部好の現存最古と言われる茶室では、
桃山時代の千利休、古田織部、小堀遠州という天下三宗匠にまつわる
お道具が披露され、時を超えた味わい深い取り合わせとなりました。

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方丈の間は、茶の湯歳時記同好会世話人による薄茶席です。
お点前は、遠州流、表千家流、速水流が担当され、各席によって流派の
異なるお点前が楽しめる席となりました。流派の垣根を超え、老若男女
分け隔てなく茶の湯を楽しむという同好会の主旨を大切にしたお席になりました。

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庫裏は点心席です。開港八五〇年記念の献立が喜ばれました。
同好会会員の皆様のご厚意とご協力によって沢山のお客様をおもてなし
することが出来ました。




posted by etchuya at 13:48| 茶の湯歳時記同好会

2019年12月10日

第2回 法常寺隆景公茶会 レビュー

令和元年6月9日(日)小早川隆景公の菩提所、三原の法常寺
(神原祥弘住職)に於いて第二回目となる法常寺隆景公茶会が
開催されました。当日は快晴に恵まれ盛会となりました。

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東日山・曹洞宗・法常寺は、三原城の西の要・乾の方角にあり
三原城の西の出城として建てられた痕跡が残っており、天正20年
現在の地に移築されたものと考えられています。

小早川隆景公が慶長2年(1597)6月、三原城にて死去された時に、
法常寺に於いて葬儀が行われ、境内で荼毘に付されました。
その跡地に隆景公小祠が建立されています。

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本堂では午前9時より住職による法要と、席主から隆景公に対して
供茶式が厳かに執り行われ、多くのお客様が参加されました。

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法要が終わると、ゲストとして東京からご参加下さいました
小早川家のご当代、小早川隆治様から茶会開催に際しお祝いのお言葉
を頂戴致しました。とても穏やかで温かいお人柄は、隆景公の肖像画の
お顔と重なるように感じました。

本堂には、隆景公の御位牌と、江戸時代に造られた隆景公木像の寺宝が
展観され、皆様は興味深くご覧になりました。

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濃茶席は法常寺の書院がお席になりました。
茶の湯歳時記同好会、表千家流「和香会」が福山から懸釜下さいました。
佛心豊かな隆景公の遺徳を偲ぶ一行書、点前座は、文武両道に長けた
隆景公に因んだ取り合わせとなりました。
隆景公も学んだであろう禅語の「三級浪高くして魚、龍と化す」を表現した
飾火箸は、隆治様も興味深くご覧になられていました。
お席も大変好評で、初夏の清々しい濃茶席となりました。

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薄茶席は本堂東の間、茶の湯歳時記同好会表千家流、竹内宗友氏が
担当されました。地元三原から懸釜下さいました。
濃茶席の座敷に対して、こちらは立礼席です。
近年は長く正座する事が難しいお客さんも増えてきました。
いつまでも身近にお茶席を楽しんで頂けるようにとの気持ちを込められた
立礼席です。お席は、霰の御釜や小早川家ゆかえりの三つ巴の茶碗、
季節の取り合わせで、干菓子が振舞われ爽やかな雰囲気でした。

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本堂では、early summer jazztime と題して、ジャズトリオ
(ボーカル末竹希巳子氏、ピアノ山本博之氏、ベース阿吹光政氏)による
ミニライブが開催されました。お茶席の合間に、少しリラックスして楽しんで頂
きました。和と洋を茶の湯に取り入れた企画になりました。

今回のお茶会に、日本とニュージーランドで活躍されるプロカメラマンの
KAZUSHI HIRANO氏が、遠方よりご参加下さいました。本号の茶会風景の
写真は、同氏の作品を掲載させて頂きました。
ウェブサイトは、https://photo‐hirano.jimdofree.comです。
是非アクセス下さい。


posted by etchuya at 14:46| 茶の湯歳時記同好会