2015年11月05日

第32回 松江城大茶会 二日目

松江城大茶会濃茶席の二日目は、岡山市の茶の湯歳時記同好会
(速水流)が担当されました。初日の表千家席終了の後、設えを
総入替して次の日に備えます。
初日と二日目と流派や、お席の趣向が替わるのも喜ばれて、二日間とも
楽しみに来られるお客様も多くなりました。

二日目も快晴に恵まれ、9時から時間通りにスタートしました。
速水流の流祖、速水宗達は、宮中の指南をされた歴史などがお席の中
で話題となり、特に大切に伝えられた真台子のお点前が披露されました。
朝日の入る書院での濃茶はとても喜ばれました。

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主菓子は「花橘」尾道・菊寿堂製

二日間とも、主菓子は尾道市の老舗「菊寿堂」さんの花橘の練切を
使わせて頂きました。二日目のお菓子は、当日の朝、尾道から
ご主人が持って来て下さいました。

「松江の皆様に、出来立てのお菓子を…」と、毎年遠路配達して下さるのです。

松江城二日目1.jpg
お正客は、華蔵寺様。

最後のお席では、華蔵寺様(吉元玄進住職)がお越し下さいました。
華蔵寺は、松江藩歴代藩主が帰依した、臨済宗南禅寺派の古刹です。
松平不昧公ゆかりの茶室「御成の間」など多くの文化財が伝えられています。
お席では、茶禅一味に触れる住職の味わい深いお話や、
次第に老朽化する華蔵寺の現状と、托鉢を以てその護持活動を続けて
おられる話題となりました。お席が終わる頃、お客様のひとりが

「僅かですが御寺の再興にお役立て下さい。」と

ご寄付されるという素晴らしい一幕もあり、とても印象的なお席となりました。
二日間合わせて二七〇名の方がお越しになり、大変盛会となりました。

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お席を担当された同好会のメンバーです。



posted by etchuya at 10:43| Comment(0) | 茶の湯歳時記同好会