2017年05月25日

浄土寺大奥様の追善茶会

平成29年4月24日(月)、浄土寺に於いて大奥様の追善法要と
茶会が開催されました。浄土寺の大奥様、華月院様は、茶道速水流を
永年修養され、速水流のみならず、地域の茶道文化にも大きく
貢献された茶人でもありました。

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午前9時30分より、方丈にて法要が営まれ、長老様、住職様、副住職様が
着座され、速水流の皆様、浄土寺ゆかりの方々がご参列されました。
続いて、濃茶席の席主による供茶式がございました。

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濃茶席は華月院様に永く学ばれた一番弟子の方が担当されました。
織部好露滴庵の三畳台目には、華月院様のご愛蔵の道具や、
追善茶会に相応しい趣向が随所に見られ、ゆっくりとした時間が流れます。
大奥様のご生前、露滴庵で長老様と一緒に映られた写真を、以前
住職様に拝見させて頂きましたが、お二人の素敵な笑顔がとても印象的でした。

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濃茶席「露滴庵」の点前座

薄茶席は、道安席。
浄土寺には道安囲という小間茶室も伝えられています。
薄茶席は、浄土寺社中の若手の皆様が担当されました。
大奥様時代の風情豊かな濃茶と、次世代を担う若々しい薄茶席は、
とても意味深いことと思いました。


点心は、追善料理が振る舞われました。
復元された台所の竈で炊かれたご飯が、盛り付けられる様子も
点心席から見ることが出来、竈から上がる薪の煙に陽光が差して、
とても風情のあるお席でした。

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華月院様は、今後も浄土寺と尾道の茶の湯をきっと見守って下さいます。
                               合掌

posted by etchuya at 11:14| Comment(0) | 茶の湯歳時記同好会