2017年10月30日

第14回 尾道源氏絵茶会レビュー

平成29年10月22日、第14回目となる尾道源氏絵茶会が浄土寺にて
開催されました。前日からの台風の影響で、当日も大雨となりましたが、
約200名のお客様、遠くは滋賀県からもご参加下さいました。

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今回の特別企画は、観世流重要無形文化財保持者、吉田潔司先生による講演、
「能と源氏物語」が阿弥陀堂で開催されました。源氏扇面屏風(市重文)と
ともに、旧肥後藩、細川家伝来の唐織装束(花入亀甲地団扇地紙文様唐織、
金地撫子蝶文様唐織)が二両、能で使用される表五種(小面、若女、増女、
増髪、泥眼)、扇が展観されました。

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阿弥陀堂での展観の様子

吉田潔司先生は、源氏物語のシテに選ばれた女主人公として葵の上、明石の君
など6名を紹介して、謡と解説を交えて、源氏物語と能楽の関係を披露下さいました。

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講演の様子

お茶席は、方丈の間で、裏千家淡交会尾道支部による濃茶席と、書院梅の間では
速水流滌源会尾道支部による薄茶席が設けられました。
どちらも重文の茶席で、源氏物語の風情に合う、雅な取り合わせで、来場者を
楽しませてくれました。

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裏千家濃茶席の様子

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速水流薄茶席の様子

点心席は庫裏と客殿です。担当は、茶の湯歳時記同好会です。
高坏に盛り付けた点心が大変喜ばれました。

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点心席の様子

午後から台風接近の予報にも関わらず、お茶会、講演会にご参加下さいまして
誠にありがとうございました。

posted by etchuya at 14:16| 茶の湯歳時記同好会

2017年10月19日

第34回松江城大茶会バスツアー

茶の湯歳時記同好会の独自企画「第34回松江城大茶会バスツアー」
へ行って参りました。40名様が参加下さいました。
茶の湯歳時記同好会は毎年、亭主側を勤めさせて頂きましたが、
今回は親しくさせて頂いている方々のお席に客として参加致しました。

天候は曇り、やまなみ街道を貸切バスが走って行きます。
車内では松平不昧公のお話、これまでの活動を振り返ったり、とても
思い出深いものです。そんな時、バスに不具合が…。
世羅のサービスエリアで停車して、替えのバスに乗り換える事になりました。
予定より40分程遅れてバスは発車、松江城を目指します。
松江に到着後、宍道湖畔のしじみ館で昼食、大急ぎでお城に移動です。

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松江城に着くと、いつもお席でお世話になっている方に合流しました。
茶人であり、松江の茶の湯の研究家でもある氏は、不昧公ゆかりの
華蔵寺(けぞうじ)の護持に尽力されている方です。6月には京都で
松平不昧公の茶席についての研究発表をされ、茶道文化に貢献されています。

前日は大雨だったそうで、とても準備が大変だったと思います。
しかし到着した頃には陽が差して心地よい一日です。

不昧流大円会薄茶席

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最初に不昧流大円会のお席に参りました。
不昧流の皆様は、尾道陣幕茶会で不昧流のお茶を披露下さいました。
お席は、葦簾と流派の幕、木地の立礼卓で、秋の野点の雰囲気が漂って
いました。お菓子は秋色、とても感じ良い薄茶席です。
大円会の皆様と再会を喜びあい、とても楽しいお席でした。

薮内流福田随竹庵薄茶席

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随竹庵の若宗匠は、昨年の私共の席にお客様としてお出で下さいました。
今年の松江城茶会で懸釜されると伺い、今度は我々が客になりました。
若宗匠自らお点前して下さいました。道具を扱う前に、まず目で見定めてから
手に取られる姿がとても印象的でした。お席全体に心地よい緊張感があって、
礼節を感じるお席でした。お点前の後、薮内流の事、お道具の事など非常に
解りやすく説明下さいました。

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午後4時頃松江を出発、尾道へ帰るともう日も暮れていました。
ちょうど尾道では、「灯りまつり」で、尾道じゅうのお寺が子どもたちの
造った灯籠でライトアップされていました。
毎年松江に出かけていましたので、考えてみれば久しぶりに見る
尾道の「灯りまつり」でした。


posted by etchuya at 15:15| 茶の湯歳時記同好会

2017年10月05日

第1回 浄土寺夜咄のお知らせ

国宝の寺 浄土寺茶会シリーズ「夜咄」が今秋スタートします。
重要文化財の茶室の中で、和蝋燭を使って夜咄の茶の湯です。
濃茶席、薄茶席、点心は大徳寺の振舞料理の三席。
点心席ではチェロとピアノによるミニコンサートも行われます。
本堂、阿弥陀堂、多宝塔、露滴庵庭園もライトアップされますので、
秋の夜をごゆっくりお過ごし下さい。

〜燈火と音、幽玄の世界へ皆様を誘います〜

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【主催】茶の湯歳時記同好会
【協力】国宝の寺 浄土寺

【とき】
▽11月18日(土)17:00〜
濃茶席 梅の間(重文)表千家流
薄茶席 方丈(重文) 遠州流
点心席 庫裏(重文) 大丸日本料理場
音楽:チェロ(木村直子氏)、ピアノ(吉岡由美子氏)

▽11月19日(日)17:00〜
濃茶席 梅の間(重文)速水流
薄茶席 方丈(重文) 表千家流
点心席 庫裏(重文) 大丸日本料理場
音楽:チェロ(木村直子氏)、ピアノ(吉岡由美子氏)

【ところ】国宝の寺 浄土寺
※駐車場は、尾道生涯学習センターをご利用下さい。 

【定員】30名様×2日間
【会費】9,000円(浄土寺文化財保護基金に役立てられます)
【お問い合わせ】茶の湯歳時記同好会 事務局 級z中屋まで
【茶券状況】全席完売

posted by etchuya at 10:41| 茶会・イベント情報