2018年01月12日

平成30年(2018年)のお正月

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

元旦の朝は青空がきれいで、私の幼なじみ、尾道の香積山・
福善寺(三谷雄海住職)の護摩法要に参りました。
鐘楼の脇に、五色の吹き流しが勢い良く新春の風に吹かれています。

DSC_0556.JPG

ご本尊は、薬師如来様。疾病を治癒して寿命を延べ、災禍を消去し、
衣食などを満たしてくださる仏様です。

「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」

毎年の法要のお陰で、健康に恵まれ、物事が順調に進みます。
木魚や太鼓、カネの鳴り物を鳴らして、般若心経を唱えます。

DSC_0538.JPG

住職が話して下さいました。
収穫の年であった酉年が去り、戌年は、果実が種となり土に戻り、やがて
芽吹き始めるという、新たな「始まり」にあたる年なのだそうです。
初心に帰るべき一年と言えるかもしれません。

護摩法要の炎で、竹筒に入ったお酒も温められます。
法要の後は、境内で、お酒やつきたてのお餅、梵字の書かれた大根加持の
大根で、熱々のおでんが振る舞われます。これをフーフー言いながら頂きます。

DSC_0551.JPG

法被を着て、子どもたちが餅をついたり、とても良い風景です。
私の子供たちも餅つきをさせてもらったり、鐘をついたり、元旦の朝を楽しんでいます。

DSC_0548.JPG

薬師堂にも五色の幕が巡らしてあり、法螺貝を吹いて下さいました。
なかなか見る機会の少ないものですね。
低い音から高い音まで、意外と音域が広く、音も大きく響きます。


DSC_0562.JPG

今年も法要の後は、場所を移動してベッチャー太鼓を見に行きました。
ベッチャー、ショウキー、ソバが太鼓を打ち鳴らします。

今年も良い一年になりますように、初心に帰って、そのように願っています。

茶道具商級z中屋
檀上裕紀




posted by etchuya at 11:29| 日記