2018年01月12日

平成30年(2018年)のお正月

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

元旦の朝は青空がきれいで、私の幼なじみ、尾道の香積山・
福善寺(三谷雄海住職)の護摩法要に参りました。
鐘楼の脇に、五色の吹き流しが勢い良く新春の風に吹かれています。

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ご本尊は、薬師如来様。疾病を治癒して寿命を延べ、災禍を消去し、
衣食などを満たしてくださる仏様です。

「オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ」

毎年の法要のお陰で、健康に恵まれ、物事が順調に進みます。
木魚や太鼓、カネの鳴り物を鳴らして、般若心経を唱えます。

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住職が話して下さいました。
収穫の年であった酉年が去り、戌年は、果実が種となり土に戻り、やがて
芽吹き始めるという、新たな「始まり」にあたる年なのだそうです。
初心に帰るべき一年と言えるかもしれません。

護摩法要の炎で、竹筒に入ったお酒も温められます。
法要の後は、境内で、お酒やつきたてのお餅、梵字の書かれた大根加持の
大根で、熱々のおでんが振る舞われます。これをフーフー言いながら頂きます。

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法被を着て、子どもたちが餅をついたり、とても良い風景です。
私の子供たちも餅つきをさせてもらったり、鐘をついたり、元旦の朝を楽しんでいます。

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薬師堂にも五色の幕が巡らしてあり、法螺貝を吹いて下さいました。
なかなか見る機会の少ないものですね。
低い音から高い音まで、意外と音域が広く、音も大きく響きます。


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今年も法要の後は、場所を移動してベッチャー太鼓を見に行きました。
ベッチャー、ショウキー、ソバが太鼓を打ち鳴らします。

今年も良い一年になりますように、初心に帰って、そのように願っています。

茶道具商級z中屋
檀上裕紀




posted by etchuya at 11:29| 日記

2017年06月08日

遠州流茶道呉支部創立60周年記念茶会 賀茂鶴「蓬莱庵」にて

平成29年4月30日(日)、広島県東広島市西条町の賀茂鶴酒造「蓬莱庵」にて、
遠州流茶道呉支部創立60周年記念茶会が開催されました。茶の湯歳時記同好会の
ご縁でご案内を頂き参加させて頂きました。快晴に恵まれた清々しい一日でした。

呉支部創立60周年という記念すべきお茶会で、13世家元の小堀宗実宗匠が
お出でになり、濃茶席では、宗匠をお正客に、私共は次客以降、ご同座・ご相伴
させて頂き、大変感激致しました。

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濃茶席にて、小堀宗実宗匠と。


お床には宗実宗匠の御筆で「致中和」(ちゅうかをいたす)。前に古銅経筒に牡丹。
中国の四書の内の「中庸」にこの一語が見受けられます。
「中」は、どちらにも偏っていない心の状態、「和」は、喜怒哀楽が生じた時
にも節度に従った心の状態、このふたつの心の持ちよう「中和」を実践すれば
天地も心も安んじて万物に和が生じるという事です。

むかし、武家が学んで日々に実践した中国四書の精神性を、今も大切にされる
遠州流茶道の素晴らしさを席中に感じました。
宗実宗匠のお人柄や、門人の方々の綺麗な所作、遠州公の茶風を誇りを以って
実践される姿が素晴らしかったです。


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薄茶席では、床に日本三景の三幅対が掛けられています。
安芸の宮島を中央に、天橋立と松島です。
庭園にある池水の音が席中に聞こえてくるとても風流なお席でした。
賀茂鶴酒造「蓬莱庵」は、総ヒノキ造りの茶室や腰掛待合などを備え、
東京都文京区千駄木より移築した児玉希望画伯の画室も隣接しています。
庭園は、第16代佐野藤右衛門氏が手掛けたものです。


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立礼席では、宗実宗匠が考案された立礼卓と茶箱のお点前でした。
瓢形のモダンな立礼卓には、遠州(enshu)の文字が意匠の中に隠れていました。
床には遠州公の和歌軸装が掛けられています。小堀宗明宗匠の御筆にて、

「花をめで 月をながめて 庵(いお)のうちに 心を澄ます 明け暮れの空」


最後は点心席。レストラン佛蘭西屋にて。
瀬戸内の新鮮な魚料理と賀茂鶴酒造様のお酒も振る舞われて、
とても贅沢で、清々しい気持ちになれた一日でした。


賀茂鶴酒造様のホームページにも掲載されています。
リンクはこちらから。
一部写真を賀茂鶴酒造様から掲載させて頂きました。


posted by etchuya at 18:22| 日記

2017年01月05日

明けましておめでとうございます。 平成29年/2017年

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

私の元旦は、尾道の香積山・福善寺(三谷雄海住職)の護摩法要に
始まります。御本尊の薬師如来様に今年一年の無事を願います。
住職は私の幼なじみです。子供の頃から、変わることの無いお人柄に
惹かれています。

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護摩法要の様子(中央が三谷雄海住職)

薬師堂に入って、お経が唱えられ、太鼓と打ち物の鳴る中、
燃え盛る炎を見て、手を合わせているととても心が清浄になります。
今年も一年が始まりました。

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薬師堂の前には、梵字の書かれた大根がお供えされています。
参拝するとこの有難い大根を家に持ち帰って、お雑煮を頂きます。

境内では、お寺のお世話の方々が紅白のお餅をついたり、大根加持の大根で
おでん、薬師堂の炎で温められたお酒も振る舞って下さいます。
とても有難いお正月の行事です。

酉年の「酉」は、物事の「実り」や、完全に熟した状態を意味する言葉だそうです。
なるほど、サンズイを当てれば「酒」、解るような気がします。
収穫が出来たなら感謝し、また種を植えて精進を重ねなさいという一年でしょうか。


お寺を出て、近くのショッピングセンターに行くと、こちらも
毎年の恒例行事『尾道ベッチャー太鼓』が披露されます。
江戸時代の昔、尾道に疫病が流行った時、それを打ち払う為に始まった
お祭りに、ベッチャー・ソバ・ショウキーの三人のご神体が出て、
市中を練り歩きます。

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太鼓では、ベッチャー・ソバ・ショウキーが太鼓を打ち、その後、
尾道ベッチャー太鼓の皆さんが演目を披露されました。
お正月の太鼓の音は、腹に深く響いて、心地の良いものです。

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今年も皆様の無事を願って、茶の湯の行事を続けて参ります。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

茶道具商級z中屋
檀上裕紀








posted by etchuya at 13:39| Comment(0) | 日記